2026/06/16
歯科の麻酔が切れた後、どのくらい痛みますか?帰宅後の過ごし方と注意点
虫歯の治療で「銀歯にしますか、セラミックにしますか?」と聞かれて迷った経験はありませんか。見た目や費用だけでなく、機能面や体への影響も気になりますよね。どちらが「絶対に正解」ということはなく、それぞれに特徴があります。自分に合った選択ができるよう、基本的な違いを整理してみましょう。
銀歯は正式には「金銀パラジウム合金」という金属素材の詰め物・被せ物で、保険が適用されるため費用を抑えられるのが最大のメリットです。金属としての粘り強さがあり、特に咬む力が強くかかる奥歯(臼歯)への使用に向いています。
デメリットとしては、見た目が目立つこと、長期間使用すると金属が少しずつ変化して歯や歯ぐきの色が変わる場合があること、金属アレルギーのある方には向かないことなどが挙げられます。また、金属と歯質では熱による膨張・収縮の度合いが異なるため、年月が経つと境目に微細な隙間が生じやすい面もあります。
費用の目安は保険適用のため、自己負担は数百〜数千円程度です。
セラミック(陶材)は天然の歯に近い色合いで仕上げられるため、見た目が自然です。表面が滑らかで汚れが付きにくく、金属を使わないため金属アレルギーの心配がありません。
デメリットとしては、保険が適用されないため費用が高くなる点(1本あたり数万〜十数万円程度が一般的)、強い衝撃が加わると割れる可能性があること、歯ぎしりや食いしばりが強い方は注意が必要なことなどがあります。
セラミックにもいくつか種類があり、オールセラミック(全体が陶材)、ジルコニア(高強度な素材)、メタルボンド(内側に金属の芯がある)などがあります。使用する場所や噛み合わせの状態によって向き不向きがあるので、歯科医師と相談しながら選ぶのがベストです。
銀歯かセラミックかを選ぶときに参考になる視点をいくつか挙げてみます。
まず「場所」です。奥歯など目立ちにくい場所であれば保険の銀歯でも十分という方も多いですし、前歯や笑ったときに見える場所はセラミックを希望する方が多い傾向があります。次に「アレルギーの有無」です。金属アレルギーがある、または気になるという方はセラミックが選択肢になります。そして「費用と長期的なバランス」も大切な視点です。
最終的にはご自身のご要望と口腔内の状態を踏まえて、担当の歯科医師と一緒に決めるのが一番です。「銀歯とセラミックのどちらが私には向いていますか?」と率直に聞いてみると、具体的なアドバイスをもらえるでしょう。費用の面で迷っているときも正直に伝えてみましょう。
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執筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい
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