根管治療とは、むし歯菌に冒された神経や歯を除去し、歯茎の根管を綺麗にする治療です。
主にむし歯菌が神経まで到達してしまったような、重度のむし歯に対して根管治療を行います。
手間や技術を要する根管治療だからこそ、制限ある中で満足のいく治療をするのは難しいということが上記の表からも読み取れるかと思います。
上記のような治療を保険診療の制限下で行うのは、コスト的にも時間的にも難しいことが理解いただけるかと思います。
当院ではこういった処置を制限なく行い、根管治療の成功率を高めるため、自由診療で治療を行なっております。
こちらはアメリカの大学で取られた統計データです。
このデータから下記のことがわかります。
・精密な根管治療を行って、かぶせ物も精密な精密な治療を行った場合の成功率は91%と高い。
・根管治療の精度が低く、かぶせ物も精密さの低い治療であれば、80%以上の確立で再感染がおこる。
という事がわかります。
被せ物のつなぎ目の部分は非常に細かく肉眼では確認するのは非常に困難です。
当院では、被せ物の装着時もマイクロスコープを用いて適合性を高めております。
まずはじめに、根管内のむし歯菌が感染した神経や内部組織を洗浄し、最近を取り除きます。
さらに根管内を薬品を使って洗浄し、念入りに殺菌します。
保険診療ではこの治療を複数回行いますが、当院の自費診療では一度で殺菌を完全に除去します。
仮歯をつけてこの日は終了です。
術後の経過観察のため、次回の来院は1週間ほど期間をあけます。
症状によって異なりますが、術後1ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目でそれぞれ検査を行います。
仮歯が安定し、最近の再感染がないと判断できれば、被せ物の治療を行います。
口腔内に腫れや痛みがある場合は、根管治療開始までの一時的な処置を行います。
前回の治療からの経過を観察し、膿や炎症の有無を確認します。
問題がなければ、除去した神経や内部組織の代わりに詰め物をします。
口腔内に腫れや痛みがある場合は、根管治療開始までの一時的な処置を行います。
当院で根管治療を行いその後、残念ながら抜歯になってしまった場合、年数に応じてインプラントの費用から治療費用を差し引かせて頂きます。
年代 | 40代 |
---|---|
性別 | 女性 |
主訴 | 歯が痛い |
治療回数 | 7回 |
治療期間 | 2ヶ月 |
担当医コメント | |
痛みがあったため来院。主訴の部位の歯の根尖に透過像がみられました。ラバーダムとマイクロスコープを使用し、根管治療を行い、ファイバーコアにて支台築造を行い、オールセラミックスクラウンと呼ばれる最終的な被せ物の処置を行いました。はじめの痛みは緩和され、良好な状態に戻すことができました。 |
地域の患者様に一生涯頼っていただける
歯科医院でありたいと思います。
「すが歯科クリニック」の理事長・菅良宜です。
私は昔から手先を動かすのが好きで、精緻な処置を求められる歯科医師としての仕事は天職だと感じています。
特に根管治療においては、医院ごとに治療水準に差があり、低いレベルの治療を受けられている方も多いのが現状です。
せめて当院で根管治療を受ける方には、最高水準の処置を行いたい。その思いで、開業して今に至るまで、セミナーや講習会には積極的に参加し、最新機器の導入も行なっています。歯科医師として、少しでも地域の皆さまのお役に立てればと思っております。
すが歯科クリニック
理事長 菅 良宜