2026/06/23
歯医者の定期健診、3ヶ月に1回って多い?適切な頻度について考えてみよう
「噛む力が弱くなるから軟らかいものを食べる」——高齢の方や顎に疲れを感じやすい方がよくおっしゃるこの習慣、じつは歯周病を悪化させる大きな要因の一つです。今回は「食べ方」と歯の健康の知られざる関係をお伝えします。
食べ物を噛むたびに、口の中では唾液が分泌されます。唾液には消化酵素だけでなく、抗菌成分(ラクトフェリン・リゾチーム・IgAなど)が含まれており、口腔内の細菌の増殖を抑える働きがあります。
ところが軟らかいものばかりを食べていると咀嚼回数が激減し、唾液の分泌量も落ちます。現代人の平均咀嚼回数は戦前と比べて約6分の1に減ったとも言われており、これが口腔環境の悪化に直結しています。
咀嚼には「歯根膜」と呼ばれる歯と骨をつなぐ繊維組織への刺激が伴います。この刺激が歯茎の血流を促し、歯周組織に酸素と栄養を届けるポンプ役を果たしています。
軟らかい食事が続くと、この刺激が失われ歯茎の血流が低下します。血流が減れば免疫細胞も届きにくくなり、歯周病菌への抵抗力が下がります。「食べているのに栄養が届かない」という状態が歯茎で起きているのです。
カルシウムやビタミンDなど歯に良い栄養素を摂ることも大切ですが、それ以上に重要なのが「しっかり噛む食べ方」です。食材を少し大きめに切る、根菜や繊維質の多い野菜を意識して取り入れる、一口30回を目安に噛んでみる——こうした小さな工夫が唾液分泌を高め、歯周病予防に働きます。
顎や歯に痛みがある場合は無理は禁物ですが、「なんとなく軟らかいものを好んで選んでいる」という方はぜひ食べ方を見直してみてください。
歯周病は歯磨きだけで防ぐものではありません。「どう食べるか」が歯茎の環境を大きく左右します。毎日の食事が歯の寿命を決めると言っても過言ではありません。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
大阪府門真市京阪沿線西三荘駅(守口市駅から電車で1分)から徒歩2分、大阪府門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック門真守口院では理事長が日本口腔インプラント学会、アメリカインプラント学会の専門医であるため噛み合わせのことに特化した総合的な診断のもと、睡眠時無呼吸症候群を改善するための気道を考えた矯正歯科治療ができます。
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執筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい
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