大人のむし歯に要注意! 根元むし歯(根面う蝕)と二次むし歯

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近年、口腔ケアへの意識が高まったことで、成人になってからも多くの歯を保てる方が増えてきました。一方で、歯が多く残っているからこそ起こりやすい「大人のむし歯」が増加傾向にあります。
大人のむし歯の特徴は、痛みなどの自覚症状がほとんどないまま進行するケースが多い点です。気づいた時には状態が悪化しており、最終的に歯を失ってしまう原因になることもあるため注意が必要です。

成人のむし歯で特に多いのが、「根元むし歯」と「二次むし歯」です。

【根元むし歯(根面う蝕)とは】
加齢や歯周病の影響で歯茎が下がると、これまで歯茎に覆われていた歯の根元部分が露出します。この部分に歯垢が付着して起こるむし歯を根面う蝕といいます。
歯の根元には象牙質という組織があり、これは細菌が作り出す酸に弱いため、露出するとむし歯になりやすくなります。自覚症状が出にくく、知らないうちに進行し、重症化すると歯が根元から折れて抜歯が必要になることもあります。

根面う蝕は40代以降で増え始め、年齢とともにリスクが高まることが分かっています。予防のためには、歯茎を下げないことと、フッ素を効果的に使うことが重要です。
歯茎が下がる主な原因は歯周病です。歯科医院での定期的な検診やメンテナンスを受け、歯周病の早期発見と管理を行いましょう。また、毎日の歯磨きで強い力をかけすぎることも歯茎退縮の原因になるため、やさしく丁寧なブラッシングが大切です。定期検診では、ご自身に合った磨き方の指導を受けることもできます。

さらに、根元むし歯の予防には高濃度フッ素配合(1450ppm)の歯磨き剤が有効です。フッ素には歯を修復し、むし歯に強くする働きがあります。フッ素をお口の中に残しやすくするため、歯磨き後のうがいは少量の水で1回にとどめることが推奨されています。
うがい1回に抵抗がある方には、ダブルブラッシング法もおすすめです。1回目は普段使いの歯磨き剤で通常通り磨き、しっかりうがいを行います。その後、2回目に高濃度フッ素配合の歯磨き剤を歯全体に広げるように磨き、少量の水で1回だけうがいをします。

【二次むし歯(二次カリエス)とは】
二次むし歯とは、過去に治療した歯の詰め物や被せ物の下で再び発生するむし歯のことです。治療後、長い年月が経過すると、詰め物や被せ物が劣化したり、歯との間にわずかな隙間が生じたりすることがあります。そこから細菌が侵入し、内部でむし歯が進行します。
二次むし歯は外から見えにくく、発見が遅れやすいのが特徴です。見つかった時には進行しているケースも多いため、詰め物や被せ物がある方ほど定期的な歯科検診が重要になります。

大人のむし歯は、痛みが出てからでは治療が大がかりになることも少なくありません。症状がないうちから歯科医院で定期的にチェックを受け、早期発見と予防を心がけることが、歯を長く守るための大切なポイントです。

 

執筆者:院長 森川 貴史

門真市・守口市で根管治療・インプラント治療・矯正治療・歯茎移植(歯肉移植)に強い歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック門真守口院では

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