2025/08/27
精密根管治療の料金とご案内
「神経を取らないといけない」と言われたとき、多くの人は不安を感じます。でも実は、この治療の精度が、歯が一生もつかどうかを左右するのです。
虫歯が深く進行し、歯の内部にある神経(歯髄)にまで細菌が届いてしまったとき、根管治療(こんかんちりょう)が必要になります。歯の根の中には、神経や血管が通る「根管」と呼ばれる細いトンネルがあります。そこに入り込んだ細菌を完全に取り除き、無菌状態にして封鎖するのが根管治療です。
根管は人によって形が大きく異なり、枝分かれしていたり、極端に細かったりします。直径が0.2〜0.3mmしかない部位もあります。これは、髪の毛2〜3本分の細さです。
歯科の世界では、根管治療は「見えないところを触る治療」として知られています。口を開けて歯を見ても、根の先は骨の中に埋まっています。従来は、歯科医師の経験と感覚に大きく依存していました。
問題は、細菌の取り残しです。根管のすみずみまで清掃できなければ、数年後に根の先で炎症が再発し、痛みや腫れが再び起こります。これが「根管治療の再治療」で、日本では根管治療全体の約70%が再治療だという報告もあります。つまり、一度治った歯の問題が繰り返されているのです。
マイクロスコープとは、手術用の拡大顕微鏡です。歯科用は4〜30倍程度の倍率で根管内を見ることができます。これによって何が変わるのか。
・従来の根管治療との違い
肉眼:根管の入り口付近しか確認できない
拡大鏡(ルーペ):2〜8倍、ある程度確認できる
マイクロスコープ:4〜30倍、細い枝管・石灰化・亀裂まで確認できる
大切なのは「倍率」だけではありません。マイクロスコープは光軸と視軸が一致しているため、見ている方向に光が届きます。暗くて見えなかった根管の奥が、実際に目で確認しながら治療できるようになるのです。
マイクロスコープが登場する前、根管治療はいわば「手探り」でした。器具の感触と経験で「おそらくここまで取れた」と判断していました。マイクロスコープは、この「おそらく」を「確実に」に変える道具です。
たとえば、根管の中にポキッと折れた器具(破折ファイル)が残っていることがあります。肉眼では存在すら確認できませんが、マイクロスコープがあれば発見し、専用の超音波器具で取り除けることがあります。
歯科医療の大原則は「自分の歯を一本でも多く残す」ことです。インプラントや入れ歯がどれだけ進化しても、天然の歯に勝るものはありません。根管治療の精度を上げることは、その歯を10年・20年と使い続けるための土台を作ることです。
次回は、マイクロスコープを使った実際の治療の流れを、ステップごとにわかりやすく解説します。
当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。
それは
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい
という想いからです。
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症例ブログはこちら
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執筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい
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