歯ぎしり・食いしばりで歯茎が下がる?骨から先に傷む退縮のメカニズム

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はじめに

歯ぎしりや食いしばり(総称してブラキシズムと呼びます)が歯に悪影響を与えることはよく知られています。しかし「歯茎が下がることとも関係があるの?」と驚かれる方が多くいらっしゃいます。

実は、ブラキシズムと歯肉退縮には、目に見えにくい重要なつながりがあります。しかもそのプロセスは「骨が先に傷む」という特徴があり、発見が遅れやすいのです。

ブラキシズムが歯茎を下げる3段階のメカニズム

第1段階:過剰な力が歯槽骨に集中する

歯ぎしりや食いしばりのとき、歯にかかる力は通常の咀嚼の数倍〜十数倍に達することがあります。この過剰な力が長期にわたって歯根から歯槽骨に伝わり続けると、骨が吸収(溶ける)される骨代謝の異常が起こります。

この段階では、歯茎の見た目に変化はなく、レントゲンでのみ骨の変化が確認できます。

第2段階:骨の吸収にともない歯肉が薄くなる

歯肉は歯槽骨の形状に沿って存在しています。骨が吸収されると、その上を覆う歯肉も支えを失い、次第に薄く弱くなっていきます。この段階で日常のブラッシング圧や歯周病菌の刺激が加わると、退縮が加速します。

第3段階:歯頸部の歯肉が肉眼で確認できるほど退縮する

骨が十分に吸収されると、上部の歯肉は物理的な支えを失って下がり始めます。この段階でようやく患者様が「歯が長くなった」と気づくことが多いのですが、実際にはかなり前から骨への影響が始まっていたわけです。

ブラキシズムによる退縮の「見分け方」

ブラキシズムが主因の退縮には、いくつかの特徴があります。まず、歯の先端が平らに摩耗している(咬耗)か、充填物(詰め物)が繰り返し割れる経験があること。次に、歯頸部にくさび状の欠損(アブフラクション)が見られること。そして、退縮が歯ブラシが届きにくい奥歯にも均等に見られること(手磨きの過剰圧なら前歯・小臼歯部に偏る傾向があります)。

対策——原因を断たなければ治療しても再発する

歯肉退縮の治療(移植手術など)を行っても、ブラキシズムという根本原因が放置されていれば再発します。夜間の歯ぎしりには、ナイトガード(マウスピース)の装着が第一選択となります。ナイトガードは歯槽骨への力の集中を分散させ、退縮の進行抑制と術後の安定維持に欠かせません。

また日中の食いしばりには、意識的な脱力(歯と歯を接触させない習慣化)や、ストレスマネジメントも重要な対策です。

まとめ

ブラキシズムによる歯肉退縮は「骨の問題→歯茎の問題」という時間差があるため、症状が出たときにはすでに退縮が相当進んでいることが少なくありません。歯ぎしりや食いしばりの自覚がある方は、歯茎の状態も含めて定期的な確認をお勧めします。

 


 

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執筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい

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