小児歯科での麻酔使用量について新ルールが提案されました

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今年1月、小児歯科治療における局所麻酔薬の最大使用量がわかる

新ルールを九州大学と東京女子医科大学が考案したことを発表しました。

 

日本歯科麻酔学会では、MRDという歯科用局所麻酔薬の最大推奨容量を提示していますが、

計算が煩雑でした。そこで研究グループは、より簡単に計算できるルールを考案。

新ルールは、患者の体重が6kg増えるごとにカートリッジを半分ずつ増やすというシンプルなもので、

局所麻酔薬の種類を問わないため汎用性も高く、このルールによって小児歯科の安全性がより高まることが期待されます。

 

【日本歯科麻酔学会雑誌 小児歯科治療における局所麻酔薬の最大推奨量への新提案「HC/6ルール」より】

 

小児歯科で麻酔が必要になるのは、進行した重度のむし歯の場合が多いです。

むし歯が軽度の場合は、麻酔なしでも治療することができます。

 

基本的には歯科治療で使用される麻酔液は安全性が高く、通常の使用量であれば問題はありませんが、

局所麻酔での局所麻酔中毒(麻酔薬の過剰投与による中毒症状)はごく稀な副作用として挙げられます。

 

一番良いのは、麻酔が必要な重度のむし歯になる前に早期発見、早期治療を行うことです。

定期的に受診し、お口の中のチェックを行うことが大切です。

 

当院は、お母さんと子どもが笑顔になれる歯科医院を目指しております。

キッズルーム完備・診察台の天井にはテレビを設置・頑張ったお子様にはガチャガチャのご褒美がございます。

 

お子様のお口のことで気になることがございましたらぜひご相談ください。

 

執筆者:院長 森川貴史

 

医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科

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