子供(こども)=小児矯正を勧める理由

皆さんこんにちは。大阪府門真市京阪沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市・守口市で根管治療・インプラント治療・矯正治療・歯茎移植(歯肉移植)に強い歯医者、

すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック守口門真院です。

当医院の理事長 菅 良宜は日本、アメリカの噛み合わせ(かみあわせ)を知り尽くしている学会の専門医の資格を有しています。

 

今回は子供(こども)=小児矯正を勧める理由について説明していきます。

 

小児矯正は意味ない?必要性について

「小児矯正は意味ない」とおっしゃられる方もいますが、歯並びや滑舌が気になる場合は、早期の治療をおすすめします。

小児矯正は永久歯が生え揃う前からスタートでき、乳歯から永久歯に生え変わるタイミングでしかできない治療もあります。

たとえば、抜歯をせずに矯正できるのは、幼少期だけです。

大人になって生えてきた歯が、綺麗に生えてこなければ、再度矯正が必要となります。

大人になってから矯正を始めると、時間もお金もかかるケースが多いです。

将来のことを考えても、歯並びが悪い場合は子供の時期から治療開始をおすすめします。

 

子供(こども)=小児の矯正が必要な理由

お子さんの歯並びが悪い原因は遺伝的な要素もありますが、食生活が昔と大きく変わり、最近は柔らかい食べ物が多くなったということも原因として挙げられます。

あまり食べ物を良く噛まなくなったことが原因であごが弱くなり、歯並びが悪くなってしまうお子さんも増えてきました。

また歯並びが悪くなる他の原因には口呼吸、舌の位置が正しい位置にない、嚥下(飲み込み)に異常がある、悪習癖などがあります。

鼻ではなく口で呼吸していて、お口がポカンと空いているお子さんも最近多いと思います。

口呼吸の弊害としては、歯並びが悪くなるだけではなく、口腔内の乾燥、口臭、むし歯のリスクの増大などがあります。

最近では集中力の低下、睡眠障害まで生じることがあるとの報告もあります。

口呼吸になる原因には、上顎の発育不全、鼻呼吸不全(鼻づまりなど)、悪い舌の癖などがあります。上顎の発育や、舌のトレーニングは子供(こども)の矯正治療で改善することができます。

歯並びが悪いままだと将来、むし歯や歯周病になりやすくなるなど健康リスクが高くなってしまい、それだけでなく、見た目のコンプレックスにつながることや、食べ物がしっかりと噛めずに消化不良を起こしやすくなる可能性があります。

身体の健康にまで悪影響を及ぼす可能性のある因子はできるだけ早く取り除いてあげることが大切です。

子供(こども)=小児の矯正は早く始めた方が良い?

歯科矯正は子供(こども)も大人も治療を受けることができます。
しかし、なぜ早いうちから矯正を始めた方が良いのでしょうか。
それは子供(こども)=小児の矯正では成長を利用できるからです。

子供(こども)=小児の場合、大人と比べるとあごの骨が成長途中なので、スペースを確保するために骨を広げることができます。
大人になるとあごを骨ごと広げることは難しく、広げたとしても安定しにくいです。
子供(こども)=小児の歯は、矯正がしやすく、費用も抑えることができます。大人になってからでも歯を矯正することは可能ですが、歯並びが悪い場合は将来的な負担を考えると早くから矯正を始めた方が良いでしょう。

どんな場合に子供(こども)の矯正が必要か?

どんな歯並びの場合に歯科矯正が必要なのか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
具体的にどのような場合に矯正治療をおこなっているのか、代表的な4つの症状についてご紹介します。

・反対咬合(はんたいこうごう)

反対咬合とは、「受け口」と呼ばれることもあり、下の歯が、上の歯よりも前に出てしまっている状態のことを言います。
遺伝的な要因と、それ以外(悪習癖)が原因として挙げられます。

・開咬(かいこう)

開咬とは、上の歯と下の歯の前歯がしっかりと噛み合わない状態のことを言います。
前歯が噛み合わないと、発音も悪く、食べ物も上手く噛み切ることができません。
開咬の原因は、口呼吸や舌癖、指しゃぶりなどがあります。

・上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突は、「出っ歯の」状態を言います。
上顎前突は、遺伝的な要因と、指しゃぶりや舌癖、口呼吸などの悪習癖が原因です。

・乱杭歯(らんぐいし)

乱杭歯は、歯並びがデコボコになっている状態を言います。
「あごの発達が十分でない」、「歯が大きい」などの遺伝的要因に加え、歯の生え変わりの時期に乳歯がなかなか抜けないことで大人の歯が出て来られず、乱杭歯の原因となることもあります。
歯並びが悪いと、歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

以下メリット・デメリットのまとめになります

子供(こども)=小児の矯正歯科のメリット

1.永久歯を抜かない矯正の可能性が格段にあがります。

永久歯がはえるスペースが足りない場合、奥歯を後ろに移動させたり、あごの横や前への成長を促すことによりスペースが出来ます。 早期治療により将来的に永久歯を抜歯せずに大人矯正ができる可能性が高くなります。

2.あごの成長のバランスを整えることが出来ます。

正常な発育を妨げるような歯並びや癖を改善し、あごやお顔の成長のバランスを整えます。

また、放っておいて、あごの関節が痛くなったり(顎関節症)外科的な手術をしなければ治らないケースを避けることが出来ます。 お顔つきやあごの成長のコントロールは、成長期のこどもでしか出来ない矯正治療です。

3.お口の本来の機能を取り戻します。

指しゃぶりや舌癖は、歯並びだけではなく発音や食べ物の食べ方・飲み方に大きく影響を及ぼします。

また、普段お口を開けている癖を引き起こします。 早期に癖を改善するとともにお口の周りの筋肉や舌の動きのトレーニングをして正しい筋肉の動きの習得を目指します。

4.早めの対処で永久歯での矯正期間が短くなります。

あごの成長のコントロールをしたり、永久歯を正しい位置に生えるように導くことにより永久歯列になってから行う本格矯正が簡単で期間が短くなったり、必要なくなる場合があります。

5.見た目のコンプレックスが解消できる

自信のある笑顔へつながり
お子さまの心の健康を守ります

子供(こども)=外見を気にしていないという訳ではありません。歯並びの悪さは知らないうちに子どもにとってのコンプレックスとなり、精神面に影響が出てくることもあります。
子供(こども)=小児矯正治療の目的は見た目を整えることだけではありませんが、明るい笑顔は子供(こども)同士のコミュニケーションの中でも欠かせないものです。見た目のコンプレックスがなくなり、自信をもった笑顔で毎日を過ごすことは心の健康にもつながります。

6、虫歯・歯周病を予防できる

お手入れしやすいきれいな歯並びは
虫歯・歯周病を予防します

歯に重なった部分やすき間があったりデコボコに並んでいると、どれだけ丁寧に歯みがきをしようとしても磨き残しができてしまいます。この残った食べかすや汚れは虫歯や歯周病の原因となります。
子供(こども)=小児のうちに歯並びを整えてあげることで歯みがきなどのお手入れがしやすくなり、虫歯や歯周病=歯を失うリスクも低下し、歯の健康寿命を延ばすことができます。

  1. 費用が安くすむ可能性がある

お子様は柔軟な治療ができるため
費用負担を抑えることが可能

成長が完了している大人よりもお子様の方が歯が動きやすく、治療期間が比較的短くなることが多いです。さらに、非抜歯で治療できるケースや、銀歯などの修復物がない分、大人よりも矯正装置が着けやすいため、装置も簡単なもので済むことが多いです。
そのような点から、子供(こども)=小児矯正は大人矯正よりも治療期間が短縮できることはもちろん、かかる費用も抑えられます。

また、子供(こども)=小児矯正だけで終了したとしても、何もしなかった時に比べ確実に状況を改善できます。

  1. これが一番大事!

子供(こども)=小児の矯正矯正で呼吸の改善

上顎(上あご)の拡大と下顎(下あご)の前方成長により軌道が確保され、それにより呼吸がしやすくなり、イビキや睡眠時無呼吸といった症状の改善が見込まれます。睡眠はお子さまの健康に大変関係しており、お子様の人生の質に関わる大変重要なことです。

参考文献

スタンフォードにおける睡眠医学:小児歯科領域の重要性

 スタンフォード大学医学部精神科/睡眠・生体リズム研究所 西野 精治 

1)He J et al.:Mortality and apnea index in obstructive sleep apnea. Experience in 385 male pa- tients, Chest, 94(1):9-14, 1988 

2)Albarrak M et al.:Utilization of healthcare resources in obstructive sleep apnea syndrome: A 5-year follow-up study in men using CPAP, Sleep, 28(10):1306-1311, 2005 

子供(こども)=小児の矯正のデメリット

1.子供(こども)=小児の矯正をおこなったあと、永久歯が生えそろい、その後、大人矯正へと進んだ場合、矯正治療の期間が長くなることがあります。

2.矯正期間中、一時的にしゃべりにくかったり、かるい痛みや装置を装着する煩わしさがあります。

3.子供(こども)=小児矯正をおこなっても、大人になってから再度矯正が必要になることがあります。 (特に受け口の場合には、大人になってから外科矯正が必要となるケースが多い) しかし、子供(こども)=小児矯正でも確実に状況は改善しているため意味がないことはないです。子供(こども)=小児矯正では治りきれない城田であったということです。

4.子供(こども)=小児矯正に使用する装置は、その多くが家庭で患者さん本人に装着してもらうタイプのものなので、患者さん本人が治療に協力的でない場合には良い治療結果が出にくくなることがあります。

5.矯正中は基本的に虫歯になりやすくなるので、注意深く歯のケアを行わないと虫歯が出来てしまう恐れがあります。

 

当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。それは

理事長 菅 良宜

治療理念

人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい

という想いからです。

 

大阪で子供(こども)=小児の矯正、ガタガタ・すきっぱ・出っ歯・受け口・開咬などの歯並びでお困りなら

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京阪西三荘駅徒歩2分に位置しています。

カウンセリングは無料になります。お気軽にご相談ください。

 

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日本、アメリカ両国の噛み合わせ(かみあわせ)を知り尽くしている学会の専門医 理事長 菅 良宜によるマウスピース矯正治療

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執筆者

医療法人凌和会すが歯科矯正歯科

理事長 菅 良宜

治療理念

人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい

すが歯科矯正歯科守口門真院の院長

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