インプラントとブリッジ、入れ歯(義歯)はどれがおすすめ?

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皆さんこんにちは。大阪府門真市京阪沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック守口門真院です。

歯の喪失は、見た目だけでなく咀嚼や発音など日常生活に大きな影響を及ぼす問題です。そんな喪失した歯を補う方法として、インプラント、ブリッジ、入れ歯(義歯)の3つが挙げられます。それぞれの治療法は異なる特徴を持ち、患者の状態やニーズに合わせて選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの治療法の概要から特徴、向いている人に関して詳しく説明していきます。

インプラント治療とは?

インプラント治療は、失われた歯を補うための革命的な方法です。人工的な歯根(インプラント)を患者の顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取り付けます。これにより、見た目だけでなく咀嚼力や発音機能を取り戻すことができます。

特徴

①自然な外観と機能: インプラントは骨と結合するためまるで自分の歯が再生したかのように機能面で優れています。さらに、インプラントの上部にはほとんどの場合、セラミックやジルコニアなどの自然な白色で審美的に優れたものが採用されるため、見た目ではインプラントと分かりません。

②隣接歯への影響が少ない: 他の治療法のように健康な隣接歯を削る必要がなく、歯が無くなった場所にインプラント体を埋め込むだけなので、周囲の歯に対する影響が少ないです。

③長期的な解決策: 歯科医院での定期的なメンテナンスに通えば、インプラントは数十年ともつ治療です。

向いている人は?

①半永久的に使用できる人工の歯を手に入れたい人

②自然な噛み心地、自然な質感を再現したい人

③隣接した健康な歯を削るのに抵抗がある人

ブリッジの概要と特徴

ブリッジとは?

ブリッジは、欠損した歯を補うための方法です。健康な歯(支台歯)を利用して、欠損部分を埋める人工の歯を支えます。欠損部分の両側にある支台歯に被せる冠を作成し、その間に人工の歯を取り付けることで、見た目や咀嚼機能の回復を図ります。この際の形がまるで橋渡しを行っている見た目のようであることから「橋」を意味する「ブリッジ」と名づけられました。

特徴

①治療後の違和感が少ない:ブリッジ治療は健康な両隣の歯を支台として欠損の部分を補う歯を装着するため、違和感が少ない治療といわれています。

②ぐらつきの心配が少ない: 入れ歯などの治療法に比べて取り外し可能ではなく、かつ健康な隣接した歯に支えられるのでぐらつくような心配はほぼありません。

向いている人は?

①手術はしたくないけど、強固な人工歯を入れたい

②あまり時間に余裕がなく、比較的迅速に治療を終えたい

③周囲の歯が健康でしっかりとしている人

入れ歯(義歯)の概要と特徴

入れ歯とは?

入れ歯はよくご年配の方が付けているイメージで、皆様の中で一番馴染みが深いかもしれません。入れ歯とは取り外し可能な人工の歯のことで、基本的に義歯床の上に人工歯が取り付けられている形です。部分入れ歯だと、クラスプという金属製のものが付帯していることもあります。

特徴

①取り外し可能: 他の治療法に対し、必要に応じて取り外すことができるため、清掃や自宅でのケアが容易です。

②比較的低コスト: インプラントやブリッジなどの他の欠損治療に比べて費用が低い場合が多く、比較的安価に欠損部分を埋めることができます。

③どんな症例でもほぼ可能:インプラントは顎の骨がふ不足していたり、骨密度が低い方には埋め込むことはできません。ブリッジも周囲の歯が健康ではない場合、行うことができないわけではありませんが、寿命が短くなってしまいます。しかし、入れ歯であればどんな症例の人であってもほとんどの場合対応が可能ですし、寿命に影響が出る可能性はほぼありません。

向いている人は?

①比較的安価に歯が無くなった部分を埋めたい人

②顎の骨が少ない人や骨密度が低い人

まとめ

インプラント、ブリッジ、入れ歯(義歯)は、歯の補綴方法としてそれぞれ一長一短があります。患者さまの口腔内の状態やニーズ、治療にかけられる時間や予算によって適切な選択肢が異なります。歯科医師との十分な相談を通じて、自分に最適な方法を見つけて、健やかな口腔状態を取り戻しましょう。

当院では日本口腔インプラント学会専門医とアメリカインプラント学会専門医の資格を持つ理事長が直接対応させていただきます。

質のいい、痛くない欠損治療を行いたい方は是非お気軽にお問い合わせください。

患者様の人生をより良い方向へ変えられるよう尽力いたします。

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