2024/09/30
子供のむし歯リスクを減らす食習慣とは
コロナ禍になり、お家でリモートワークをしている方も多いと思います。
在宅ワークでは、会社で仕事をしている時よりも姿勢が悪くなりがちで、
さらに何時間も同じ姿勢で仕事をし続けてしまうこともあると思います。
そのような状態で仕事を続けていると、肩こり腰痛などのリスクのほか、
くいしばりや歯ぎしり、噛み合わせが悪くなるなど、歯や顎に悪い影響がでてしまう可能性があります。
コロナ禍になってから、歯科にはコロナ禍前と比べて
歯のくいしばり・口臭・矯正についての相談が増えています。
これらは在宅勤務の増加による影響があるのではないかと考えられています。
在宅勤務では、長時間ノートパソコンやタブレットで長時間作業することが多いと思います。
そのような作業は、猫背のように前かがみになり、
肩よりも頭が前に出る(首が前に出る)状態になり、姿勢が悪くなる原因になります。
このような姿勢を続けていると、咀嚼筋や首の筋肉などに負担がかかり、
肩こりや腰痛、頭痛を生じたり、噛み合わせにも影響する可能性があるのです。
噛み合わせは、顎を動かす筋肉によりコントロールされています。
このような姿勢を続けていると首や頭の筋肉に普段とは異なった緊張が生じ、
顎を動かす筋肉にも支障が出ます。あごに痛みを感じたり、
噛み合わせがおかしく感じたりする顎関節症状を引き起こす可能性があるのです。
姿勢が悪い状態で集中して作業をすることは、噛みしめや歯ぎしりの原因になる可能性もあります。
くいしばりは、自分でも気づかないうちにやってしまっていることも多いです。
くいしばりや歯ぎしりは、上の歯と下の歯が常に接している状態です。
通常、上下の歯は食事時、会話時、力を入れている時以外は離れている状態です。
上下の歯が常に接していると、歯を支える組織に大きな負担がかかり、歯周病の進行が早くなります。
また、歯がすり減ると知覚過敏になることもあります。大きな力が加わっていると、
歯が折れたり、歯の詰め物が取れやすくなります。
顎関節症の原因にもなり、顎の痛みや違和感が生じることもあります。
このようなかみしめや姿勢の悪さによる悪影響を予防するため、以下のような方法があります。
まずは、ディスプレー画面は目線よりやや下にし、40㎝以上離れるようにします。
そしてひじを90度以上ひらくと、顎を上げて首が前に出るような姿勢を防ぐことができます。
椅子には深く腰掛け、背筋を伸ばして足のうらはしっかり床につけるように座りましょう。
仕事の時の姿勢が、食事時の姿勢にも影響することがありますので、
仕事の時と同様に座り方に注意し、顎を引くように気をつけましょう。
コロナ以降、マスク生活でお口の中が隠れていることや、
在宅ワークで人に会う機会が減っていることで、
お口の中の状態をあまり気にしなくなっている人が増えているようですが、
少なくとも朝晩2回の歯磨きはとても大切です。
歯磨きの際はフッ素入りの歯磨き剤を使用するのがおすすめです。
また、砂糖の入った飲み物やお菓子をダラダラと飲んだり食べたりしながら仕事をするのは、
虫歯のリスクを上げるなどお口の中には悪影響で、望ましくありません。
間食の時間はきちんと決めるようにしましょう。
在宅勤務の際には特に姿勢に注意し、仕事中のだらだら食いはやめるようにしましょう。
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
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