2025/04/30
親知らずを移植してインプラントの代替に?「歯牙移植」という選択肢について
ACTILINK Rebornは歯科用金属(歯科用インプラント材や歯科補綴)表面に60秒サイクルのプラズマ照射処理を行うことで不純物を取り除き、
対象物の接着性や親水性を高めるPlasmapp社製の真空プラズマ照射機です。
アクティリンクリボーンのBio-RAP技術は、UVやArgon Plasamaと比較しても50%以上のHydroCarbon(炭化化合物)を除去洗浄します。
※韓国KAIST調べ
また接着表面へのタンパク質の初期付着も多いことがSejong大学によって確認されました。
※表面処理工程最適化開発及び検証のための生態親和性評価(世宗大学校・産学協力団 2020年)
ある論文で、市販されている17種類のチタンインプラントを対象に、「大気圧プラズマ処理(APプラズマ)」を行うことで、インプラント表面の性質がどのように変化するかを調べた研究があります。APプラズマとは、空気中で使用できる低温プラズマ処理技術で、高エネルギーを持ち、わずか数秒で処理が完了するという特徴があります。この技術により、インプラントの表面に親水性(水となじみやすい性質)を付加することができ、インプラントの生体親和性の向上が期待されています。
従来のUV処理でも同様の効果は得られますが、APプラズマは処理時間が非常に短く、大気中でそのまま処理できるという利便性があります。これにより、手術直前にインプラントを簡単に処理できるため、臨床応用にも非常に適していると考えられます。
結論として、本研究は大気圧プラズマ処理がチタンインプラントの表面性状を短時間で大きく改善し、特に超親水性を簡便に付与できることを示しており、今後の歯科インプラント治療における有用な技術となる可能性を示唆しています。
<参考資料 市販インプラントの表面性状に及ぼす大気圧プラズマ処理の効果 著:松崎紘一>
難しいお話になりましたが、インプラントの表面にある不純物をACTILINK Rebornのプラズマ照射をすると、それらを除去することができるのでインプラントが身体になじみやすくなり脱落リスクを軽減できるというものです。
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