2025/12/08
子どもの歯医者デビューはいつから?後悔しないための通院開始ガイド
むし歯治療で「銀歯のままでいいのか」「セラミックに変えたほうが良いのか」
悩んだことがある方は多いのではないでしょうか。
セラミックは“見た目が白くてきれい”という理由で選ばれることが多い素材ですが、
実はメリットは審美性だけではありません。
耐久性・むし歯の再発リスク・金属アレルギーの点でも非常に優れています。
この記事では、銀歯とセラミックの違いや、
セラミックを選ぶべき理由を歯科医の視点からわかりやすく解説します。
銀歯(パラジウム合金)は金属色が目立ち、口元の印象を大きく損なってしまいます。
一方、セラミックは天然歯に近い透明感・色調・質感を再現でき、
治療跡がほとんどわからない自然な見た目になります。
・前歯の見た目が気になる
・笑ったときの銀歯が気になる
といった方には特におすすめです。
過去に治療した歯は、詰め物・被せ物と歯の境目からむし歯が再発する
**「2次カリエス」**が起こりやすいのが大きな問題です。
・金属は時間とともに 劣化・変形 する
・サビや変形により、 歯との境目にすき間 が生じる
・そのすき間にプラークがたまり むし歯菌が侵入しやすい
銀歯は長期間使用すると適合が悪くなり、むし歯の再発リスクが高くなります。
・セラミックは 変形しない安定した素材
・経年劣化がほとんどなく、適合性が高い
・表面が滑らかで 汚れや菌が付着しにくい
そのため、むし歯の再発リスクを大きく抑えることができ、
結果的に歯の寿命が伸びやすいという大きなメリットがあります。
銀歯は“金銀パラジウム合金”という複数の金属でできており、
唾液に触れることで金属が溶け出して 金属アレルギーを引き起こす可能性 があります。
・皮膚炎
・かゆみ
・発疹
などのトラブルが起きることも。
一方、セラミックは金属を含まないため、
・金属アレルギーが心配な方
・歯ぐきが黒く変色するのが気になる方
にも安心して使用できる素材です。
セラミックは保険診療の銀歯に比べると費用が高い素材ですが、
再治療のリスクが大幅に減る ことを考えると、
長い目で見ると非常にメリットが大きい治療です。
・見た目が自然で美しい
・むし歯が再発しにくい
・金属アレルギーの心配がない
・歯の寿命が長くなる
総合的に考えると、将来の歯を守るうえで セラミックは非常に優れた選択肢 といえます。
当院では、
患者様の「長く健康な歯で過ごしていただく」ことを第一に、
適合性の良い高品質なセラミックのみを使用しています。
・審美性にこだわりたい
・再発しにくい治療を選びたい
・銀歯が気になる
・金属アレルギーが心配
このようなお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
執筆者:院長 森川貴史
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
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