インプラントは保険適用になるの?適用条件を解説‼

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皆さんこんにちは。大阪府門真市京阪沿線西三荘駅から徒歩2分、門真市にある歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック守口門真院です。

歯を失ってしまったことは、見た目だけでなく噛む機能や周辺の口腔筋肉、顔貌にまでも影響を及ぼす重要な問題です。幸いにも、現代の歯科医療は進歩し、歯を失った箇所に人工的な歯根を埋め込む「インプラント治療」が存在します。しかし、このインプラント治療が保険適用になるかどうかという問題は、多くの人が知りたい疑問の一つだとおもいます。本記事では、インプラント治療に関する基本的な情報から、保険適用の条件、医療費控除について詳しく解説します。

インプラント治療について

インプラントは、失われた歯を補うために金属でできた人工的なねじのようなインプラント体と呼ばれるものを顎の骨に直接埋め込み、その上部にセラミックやジルコニアで出来た人工の歯を取り付ける治療のことです。金属を埋め込むといっても金属の中でも特に身体親和性が高いチタンを用いているので金属アレルギーなどの問題が起こる心配はほぼありません。さらに、このチタンという金属は時間をかけて骨と結合してしまう性質があり、この過程を「オッセオインテグレーション」と呼びます。この性質をうまく利用して、インプラントを骨にしっかりと結合させるのです。

この治療法により、まるで自然な歯のような見た目や噛み心地、咀嚼機能の回復を図ることができます。

インプラントの保険適用について

一般的な歯科治療には、基本的に健康保険を適用することができますが、インプラント治療が保険適用になるかどうかは、個人の口腔内の状況や歯を失った理由などにより異なります。

保険が適用されるケース

①顎の骨が広範囲にわたって欠損している場合。

②生まれつきの1/3以上の顎の骨の欠損や形成不全がある場合。

以上の状況に該当する場合、インプラント治療が健康保険の適用対象となる可能性があります。ただし、この条件だけでなく、治療を受ける医療機関にも一定の要件が求められます。

インプラント治療が保険適用される医療機関の条件

健康保険がインプラント治療に適用されるには、治療を行う医療機関にも特定の条件が求められます。以下がその条件です。

①歯科または歯科口腔外科の病院であること:インプラント治療を行う医療機関は、歯科または歯科口腔外科を標榜している必要があります。

②経験豊富な歯科医師が配置されていること:当該診療科(歯科・歯科口腔外科)に係る5年以上の経験もしくはインプラント治療の3年以上の経験を有する常勤の歯科医師が2名以上配置されている必要があります。

③当直体制の整備:当直体制(夜間や休日にも対応可能な体制)が整備されていることが求められます。

④安全確保のための体制整備:医療機器保守管理や医薬品の安全確保のための耐性が整備されていることが必要です。

医療費控除について

インプラント治療は一般的に保険適用外ですが、治療費用を抑える方法として「医療費控除」があります。医療費控除とは、所得税を納める際に、自分や家族が支払った医療費を所得から差し引いて、税金を軽減する制度です。医療費控除を受けるためには、確定申告を行う必要があります。所得税を納めるための申告書に、医療費の合計額やその内訳を記載し、それによって税金を軽減する仕組みです。具体的には、1年間に支払った医療費が一定の金額を超える場合に、その超過分を所得から差し引いて税金を計算することができます。

申請の際には、確定申告書や源泉徴収票などを提出する必要があります。医療費控除の詳細な対象費用や申請方法については、最寄りの税務署や専門家に相談してください。

まとめ

インプラント治療が保険適用になるかどうかは、歯の喪失の原因や医療機関の条件により異なります。保険適用に関する情報は、治療を受ける医療機関や税務署で正確な情報を得ることが大切です。また、医療費控除を活用することで、治療費を抑える方法もあります。自身の状況に合わせて、適切な選択肢を検討してみましょう。

当院では日本口腔インプラント学会専門医とアメリカインプラント学会専門医の資格を持つ理事長が直接対応させていただきます。

質のいい、痛くないインプラント治療を行いたい方は是非お気軽にお問い合わせください。

患者様の人生をより良い方向へ変えられるよう尽力いたします。

 

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