2023/08/21
むし歯がなくても歯周病になるの？
ウイルスの感染は鼻の穴と口
新型コロナウイルスの感染症予防が日常となってまいりましたが、
新型コロナウイルスだけでなくその他のインフルエンザウイルスなどの予防対策でも有効な手段がマスクと手洗いです。
ウイルスが侵入する経路は鼻の穴と口です。
そのためにマスクをしっかりして、手洗い、うがいが重要になってきます。
新型コロナウイルスは歯や歯肉からも侵入はしません。
しかし、歯周病がひどかったり、むし歯をそのままにしていて口の中の状態が良くない場合、口の中で多数の菌類が繁殖します。
そのため口の中をきれいにすることはとても大事です。
口腔ケアを怠ってしまうとウイルスに感染しやすい環境になり、重篤化しやすくなります。
以前のSARSやMERSを参考に
2002年のSARSや2012年にはMERSが流行したときに感染した方、その中で重症化や亡くなった方を確認すると、
口腔内の環境が悪い方が多くいらっしゃいました。
コロナウイルスも同じ系統のウイルスですので、口腔ケアを怠ってしまうとSARSやMERSのように感染しやすくなったり重症化してしまう可能性があります。
通院をされている方はご相談を
歯科治療が途中で、通院を控えられる方がいらっしゃると思いますが、
治療途中のままにしておくとその部分から細菌感染やウイルス感染する原因にもなるので、そうならないように歯科治療は継続するようにしてください。
ご自身で判断することは難しいと思いますので、特に治療中の方はご連絡をしていただき、指示を仰いでいただきたいと思います。
医療法人 すが歯科クリニック
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