2025/05/21
テレビで解説インタビューの取材を受けました
歯科の定期検診は、一般的に半年や1年程度の周期で受診するように言われることが多いですが、
虫歯や歯周病のリスクがあり、もう少し短いサイクルで定期的にチェックした方が良い場合は、
こまめな検診をすすめられることがあります。
短いサイクルでの検診をすすめられはじめはきちんと通っていたが、
いつのまにか検診に行かなくなった。という経験がある人もいるのではないでしょうか。
歯の定期健診はお口の健康を守るためにとても大切です。
定期健診をさぼっていると様々なトラブルがおきる可能性があります。
・歯ぐきが炎症を起こして赤くなる、腫れる
定期健診の際には、磨き残しのチェックも行われます。毎日の歯磨きで磨き残しがあれば、
その部分にはプラーク(細菌の塊)が蓄積します。プラークは歯ぐきの炎症の原因となります。
特に歯並びが悪い部分には歯ブラシが届きにくいため、炎症を起こしやすいです。
ブラッシングを長期間完璧に行うことは難しいため、
定期的に磨き残しについてチェックを行うことはとても大切です。
・歯石がたまる
プラークがついたままになっていると、唾液に含まれる成分によりプラークが歯石に変わります。
歯石があるとその周囲は炎症を起こし、この炎症を放置していると歯周病が進行してしまいます。
ブラッシングでコントロールできるのはプラークまでで、
歯石は歯磨きではとることができないので定期健診で歯石除去を行い除去することが必要です。
・歯を失うことに…
最も悪いケースでは、定期健診を行っていれば維持できていたはずの歯が、
抜歯しなければいけないほどに悪化してしまう場合があります。
むし歯や歯周病などで治療をして一度治っていた歯でも、
定期健診を行わなければ維持できないようなケースも多々あります。
かなり悪化した状態からの治療で、ギリギリ歯を残したようなケースでは、
定期健診に行かないことによるダメージを受けやすく、
抜歯以外の方法がないところまで悪化することもあるのです。
基本的に、半年や1年ごとに定期健診受診するように言われている人は、
お口の中の状態が良く、自分自身のケアで維持しやすい状態であることが多いのですが、
1か月から3カ月ごとに受診するよう言われている場合は、
それだけ維持管理の重要性が高まっていることが考えられます。
定期健診をさぼると大切な歯を守れないリスクが高まってしまいます。
お口の健康を守るため、定期的に検診に通いましょう。
医療法人凌和会 すが歯科・矯正歯科
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